懐かしさで溢れる街「九龍城砦（くーろんじょうさい）」の不動産屋で働く鯨井令子は、先輩社員である工藤発に心惹かれていた。その恋を自覚した令子はある日、1枚の写真から工藤にはかつて婚約者がいたことを知るのだが、その婚約者は自分と全く同じ姿をしていた。
もう一人の鯨井令子の存在が自分に過去の記憶がないことを気づかせる。
妖しくも美しい九龍の街で繰り広げられる日常。
記憶がないのに懐かしく感じる風景。
そして、止められない恋心。過去・現在の時間軸が交錯する中、恋が、全ての秘密を解き明かす─。
九龍城砦の不動産会社「旺来地產公司」に務める会社員。スイカを食べながらタバコを吸うことが好き。同じ職場の先輩・工藤への恋心を自覚したと同時にこの九龍の違和感に気づき、その謎に迫ることになる…。
九龍城砦の不動産会社「旺来地產公司」に務める令子の先輩社員。大雑把な性格で遅刻の常習犯。「八」の数字を見かけると触ってしまう癖がある。九龍を知り尽くしており、この街の人や文化、食べ物が大好き。令子を気にかけながらもある秘密を抱えている。
香港に拠点を構える蛇沼製薬の社長。いつも上下真っ白なスーツを着こなしている。明晰な頭脳の持ち主で考えていることが読めない。九龍の街の秘密と、特異な存在である令子に興味をもち始める。
喫茶店「金魚茶館」で働くウェイター。工藤とは長い付き合いで気の合う友人。令子の過去を知る。
最近九龍に引っ越してきて、ぬいぐるみを裁縫する内職をしている。仕事中の令子と出会い、以降は令子を「レコぽん」と呼び親友の仲になる。明るい性格だが、誰も知らない過去を持つ。
九龍城砦の靴屋や映画館など、あらゆるお店でバイトをし、稼いだお金で大好きなフリルやリボンのついた洋服を収集している。令子や工藤と街で頻繁に出会うため顔見知りの仲良し。近所の騒音問題に悩まされている。
祝！アニメ＆実写ダブルメディア化！！
アニメも実写もとても人に恵まれていると感じています。嬉しいことに演者さん、スタッフさんに元々原作を好いてくださっている方が多く、ここぞとばかりに己の引きの良さを発揮した気がします。本当にありがたいです。どちらの現場の見学もさせていただいたのですが、胸が熱くなることが沢山ありました。
この熱い想いが皆さんに届く日が待ち遠しいです。お楽しみに！
この度、アニメ「九龍ジェネリックロマンス」の監督をさせていただく事になりました岩崎です。
工藤や令子達を巡るラブロマンスやサスペンス要素、それらを包み込む九龍城砦の建物や住人の生活のディープな雰囲気など魅力がいっぱいのこの原作をアニメーションで表現するべくスタッフ一同頑張っています！
観ていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
アニメ「九龍ジェネリックロマンス」で、鯨井令子役を務めさせていただきます。白石晴香です。オーディションのお話をいただく前から読んでいた作品で、いつかアニメでも見たいな…できる事なら携われたらいいなぁ…と勝手に妄想していたので、オーディションに受かったというご連絡をいただいた時は本当に驚きましたし、とにかく嬉しかったです！！
令子として全力で九龍に生きたいと思います。
何も構えなくていい。
夢を見てる時くらい余計な力はいらないんだ。そうだろう？
…あ、小皺みっけ。
以前、イメージPVみたいなものの音声収録に関わっていましたが、有り難い事にアニメ版にも出演させていただける運びとなりました。閉ざされた仮初めの九龍、どんな雰囲気で映像化されるのか、楽しみですね。実写映画も発表されていたり、かなり話題になりそう！それぞれの表現方法やまとめ方が気になって仕方ない。
是非ご注目いただけると幸いです。
まずとても印象に残っているのが、今作のアフレコでは、休憩時間キャスト間で物語の考察や言葉の意図を考える会話が止まらなかったという事です。それ程までに、この作品の持つ繊細でどこかノスタルジーを感じる九龍の空気感に全員が引き込まれ、全員で同じ空気を共有できていたのかなと感じています。
今回演じますグエンは、物語の鍵を握りつつも彼自身もまた何かを求め行動する。成熟し切ってはいない等身大の青年です。彼がどの様に物語に関わってくるのかも是非注目して頂きたいです。見る人によって、感情移入できるキャラクターや見え方が変化する『大人のラブロマンス』を是非お楽しみ下さい！
楊明の声を担当します、古賀葵です。原作に触れて、こんなに知りたいのに知りたくないと思ったのは初めてです…！それくらい夢中になれて、物語に没入できる作品です。楊明は、居るだけで自然と周りが明るくなるし、なぜか楊明がくれる言葉や表情は全部素直に信じられる、そんな気持ちにさせてくれる子です。
アニメーションとして、キャラクター達がどんな風に生きていくのか楽しみにしていてください！
小黒役を務めさせていただきます、鈴代紗弓です！原作を拝見した際、圧倒的に美麗な絵と今作にしか出せない空気感がたまらなく魅力的で、一気に心を掴まれました。元々眉月先生の他作品も拝見したことがあり大好きだったので、小黒役の合格連絡をいただいた時はとても熱が高まったのを覚えております。自分らしさとはなんなのか、そもそも本当の自分とはなんなのか……。
いろんな人の感情が混在する九龍の世界で、小黒はどのように生きるのか、是非ご覧いただきたいです。よろしくお願いいたします！！
